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2019年11月21日

開発者ブログ:執行人ファルチェとネクロマンサーを元に戻します

プレイヤーの皆様、こんにちは!

この投稿では、執行人ファルチェとネクロマンサーに最近行ったバランス調整の理由、そして今後のバランス調整をどう行っていくかを説明します。

このポストは少し長くなるので、先に要約をお話しすると

私たちは執行人ファルチェのステータスを元に戻し、ネクロマンサーに範囲ダメージを復活させます。この変更により、ネクロマンサーは引き続きあなたのデッキの中での目的を果たせる存在であり続けることが出来ます。

私たちはクラロワのプレイヤーにとって正しい存在でありたいと思っています。なので、最近の執行人ファルチェとネクロマンサーのバランス調整で嫌な思いをされたプレイヤーに謝りたいと思います。

下記に、最近のバランス調整に関する対応と、その調整を行った背景を記していきます。


バランス調整と、それを行う理由について

バランス調整は、そのカードの使用方法に大きな影響を与え、そもそもの機能やプレイ方法を変更することもあります。

シーズン制導入と共に定期的なバランス調整を計画しました。

その当時、ベビードラゴンがゲーム環境で一番幅広く使用されていたカードでした。範囲ダメージをもつアタッカーは、弱点を持ち合わせてないといけないと考えており、全ての範囲ダメージを持つカードがベビードラゴンと同じくらい便利なスペックであると、ゲームバランスを崩壊しかねないと考えていました。

Twitterでの投票、クラロワのプロ選手からのヒアリングを行い、どのカードがバランス調整が必要か意見を募った結果、執行人ファルチェとネクロマンサーがそのリストのトップでした。

これが、執行人ファルチェの最初の大きなバランス調整、そしてその後行われたネクロマンサーの大きなバランス調整の背景と理由です。

過去三か月、このバランス調整がプレイヤーにどのような影響を与えたかを見てきました。その結果、この方向は望むべき方向ではなかったと判断しました。


執行人ファルチェがフラストレーションの元凶に

長い射程を持つアタッカー、特に範囲ダメージを持つキャラクターは特にわかりやすい欠点を持つべきだと考えます。

プリンセスやマジックアーチャーといった軽い呪文攻撃で撃破されたり、またはアイスウィザードやベビードラゴンのように低HPであったり。

その他、例えばウィザードは、均整は取れているが同レベル帯では弱く感じます。ですが、レベルを上げるとトロフィー目標を突き進むプレイヤーには非常に適したカードの一枚です。

この執行人ファルチェとネクロマンサーのバランス調整は、このカードの位置を確立させるためのものでした。しかし私たちがそのバランス調整で学んだのは、長い射程を持つ高火力のアタッカーが流行っているゲーム環境は楽しい環境ではないという事です。

今月行われる予定の次回のアップデートで、私たちは2つの大きな調整を行います。


執行人ファルチェ
9月に行われたバランス調整を元に戻します。

ヒットポイント: +5%

攻撃速度: +4%

攻撃範囲: 増加(4-5 > 4.5-6.5)

斧の飛行範囲: +25% (800 > 1000)

ダメージ: -45%


最終的に、このバランス調整には根本的な欠陥があることに気づきました。範囲ダメージは、敵キャラの群れを処理する事に関して非常に便利ですが、範囲ダメージを持たないデッキでもタイミングと配置により素晴らしい防御をすることが可能です。

(マスケット銃士とアイススピリットを組み合わせて出来る全てを頭に浮かべてください)

これらの守備的なプレイを、多くの1対1の状況で執行人ファルチェの様なカードを出すことだけで可能にしてしまうことはゲーム全体のスキルキャップを下げることに繋がります。

ネクロマンサー
バランス調整

攻撃に範囲ダメージを追加

ダメージ: -49%

攻撃速度: +42%


ネクロマンサーの範囲ダメージが失われたことに関して、コミュニティーから強い反発の声をいただいていました。

コミュニティーから情熱的な反発の声を聞いた後、私たちが言いたいのは、その意見は全て正しかったということです。

カードの本質的な要素を変えるべきではありません。

もしあなたがネクロマンサーの範囲攻撃に魅力を感じ、時間と労力をかけてレベルを上げていたとしたら、一晩のバランス調整でそれを無駄にするのはフェアではありません。

なので、馴染みのダメージと攻撃速度と共に、ネクロマンサーに範囲ダメージが帰ってきます。

私たちは、二つの理由により、ネクロマンサーの完全な先祖返りに反対しました。

一つ目は、9月のバランス調整以前のネクロマンサーは、どのゲームモードにおいても問題を抱えており、何かしらの変更を行う必要があったためです。ですが、執行人ファルチェに対してはそれほどフラストレーションは溜まっていませんでした。

二つ目は、バランス調整によって良くなったネクロマンサーのポイントがいくつかあることです。スケルトンの新しい出現パターンと、ヒットあたりのダメージの増加により、彼女は様々な状況でより印象的で便利に感じます。

ネクロマンサーに今本当に欠けているものは、多くのプレイヤーが魅力を感じている範囲攻撃と速い攻撃速度です。

この執行人ファルチェとネクロマンサーのバランス調整は、次回のアップデートにて行われます。2019年11月末を予定しています。



これは、開発チームとして間違いを犯したと断言できる状況です。

執行人ファルチェとネクロマンサーのバランス調整を早めにプッシュしたことを本当に後悔しています。 基本的なバランス調整を行うべき様々な低使用カードがありましたが、多くのデッキで重要な役割を果たすため、範囲ダメージを持つカードのバランス調整が最優先事項であると感じました。

これらのカードを強化することによって、ゲーム環境の多様化を達成できるものと信じていましたが、結果、それは私たちが達成したかったものとは正反対でした。

今回の行いにより引き起こされたシーズン3,4,5の激動に関してお詫びいたします。特に執行人ファルチェとネクロマンサーを代表とする、使用率の高いコアとなるカードのバランスが激変し、開発チームに「裏切られた」と感じた方、またはネクロマンサーの代わりとなるカードのレベルアップを余儀なくされた方に謝りたいと思います。

今後のバランス調整に関して

槍ゴブリン、ロイヤルジャイアント、バーバリアン、フリーズ、60式ムート、ローリングバーバリアンと、過去二年間で多くのカードのバランス調整を行いました。

最初のステータスがいつも正しいとは考えておらず、バランス調整を繰り返し行うことで、使用率の低いカードも正しい位置へと導くことが出来ると信じています。

私たちが計画していたのはボンバー、ボウラー、ウィザード、そしてその他の範囲ダメージを持つアタッカーへのバランス調整でした。ですが、統計的にバランスはとれたとしても、それがゲームバランスの改善に結びつくとは限らないため、これらのバランス調整を中止する事にしました。

バランスが取れているカードを競争力のあるものにするのではなく、過小評価されているカードにより多くのユーティリティをもたらす事に焦点を移しました。

矢の雨やヒールといったカードに対する良い解決策があり、これは数か月の間にお見せできるかと思います。上記二つ以外の今後のバランス調整に関しては、賢明な判断をとれるよう、私たちは私たちの仮定に疑問を投げかけ続けます。

読んでくれてありがとうございます!

アリーナでお会いしましょう!


クラッシュロワイヤル 開発チーム